南砺市井波の個別指導塾 成和学舎のブログ

砺波のそのまた奥地、南砺市井波で個別指導塾を営む榎木勝規のブログです。学習のコツから日々の教室でのできごと、子育ての日常についてつづります

勉強ができる子とできない子の違いは?

今回はずばり直球勝負。勉強ができる子とできない子の違いについて

 

学校の勉強に自信がある子は勉強ができます。

授業で基本的なことが理解できていれば、学校の流れに乗っていきさえすれば

大きくはずすことはないですね。当たり前です。

 

だから義務教育レベルの勉強の世界では先行逃げ切りが圧倒的に有利なのです。

一度染み付いた癖は簡単に抜けません。

「先生の言っていることが良くわからない」というのは

決して「じきにわかるようになる」ものではないのです。

 

では、その土台は何でしょうか。

ひとつは先行体験です。

小学校入学前に、文字を読む、文字を書くという経験。数を数えるという経験。

 

以前子どもたちが通っていた神奈川の公立小学校では「建て前」として

小学校入学までに文字が書ける必要はありません。

ただ、自分の名前のひらがなは読めるようにしておくといいでしょう。

勉強は入学してからゆっくりすすめます。

なんて言われました。

妻はそれを真に受けていましたし

当然、それでも『大丈夫』です。

義務教育ですから、追い出されることもなければ、留年させられることもありません。

 

でも、それってただ「居られる」だけなんですよ。

その状態で入学しても決してスムーズに勉強ができるようにはなりません。

 

神奈川は二極化が進んでいましたから、公立小学校では

しっかり準備して入学させ、やがては中学受験に臨ませる家庭と

ただ年齢がきたから保育園・幼稚園の延長で小学校に行かせる家庭とが混在していました。

 

塾も基本的には同様で

入塾した段階で、「先生の言っていることが良くわからない」という状況は

アウトだと思っておくべきです。

塾の場合はさらにクラス分けがなされていますから、

適正クラスに入ったときに授業の内容が分かれば大丈夫です。

 

授業がまったく分からないのに家でがんばってなんとかテストで成績をとって

結果本人の力より上のクラスをキープする、というのは

受験学年ならまだしも、先が長い時期には悪循環を生みかねないので

お勧めしません。

 

さて、こうして見てみると、勉強ができる子とできない子の違いはなんでしょう?

そう、

スタートにおける準備

であり、

始め方

が大切なんですね。

 

今成績が良いお子さんも気をつけておかないと高校に入学してから大失敗することになります。

難関高校は秀才の墓場だと表現した人もいるくらい、

背伸びして入った場合は入学後が要注意です。

 

では準備って何でしょう?

予習ですか?

いえ、違います。

中学、高校の場合は復習の方が大切です。

 

では小学校の場合は?

読み書きと数え体験、そして何より「対話ができること」が大切です。

 

保育園児であっても落ち着いて「対話」ができていること。

そうすれば何かあっても日々の出来事を聞き、

サポートすることができます。

 

また、親との対話の延長で

先生とのやりとりがスムーズになります。

 

忙しく家事に追われる中でも

新入学を迎えるこの時期は、未来への投資だと思って

じっくりお子さんの話に耳を傾け

お子さんに自分の「気持ち」を語りかけてみて下さい。

 

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