南砺市井波の個別指導塾 成和学舎のブログ

砺波のそのまた奥地、南砺市井波で個別指導塾を営む榎木勝規のブログです。学習のコツから日々の教室でのできごと、子育ての日常についてつづります

学習習慣はいつ身につける?

勉強の習慣をいつ身につけさせるのが理想かといえば

 

「ものごころがつかないうちに」が一番スムーズです。

 

 

 

もちろん、2歳児や3歳児に詰め込み教育をしろ、という話ではありません。

 

大人と一緒に「遊びながら学ぶ」時間を楽しむことが一番良いということです。

 

 

 

勉強が大変になってから、その大変なことを習慣にさせようとしても難しいのです。

 

大変という感覚がないうちに、遊びの延長感覚で「するのが当たり前」という

 

状態にもっていくのが理想なんですね。

 

 

 

ちょっとしたことでも遊びにできて、同じことでも何度も繰り返し飽きずにできる。

 

幼児期ならではの特性で、これを活かさない手はありません。

 

そんな時期に学びの原体験を持たせてあげられたら、勉強への導入がスムーズになるのです。

 

 

 

かたや教育熱心な家庭がある一方で、

 

勉強は小学校に入ってから、とか、勉強は学校にお任せ、というご家庭があることも事実です。

 

小学校1年生の勉強なんて大して難しいことをやっていないんだから

 

まだ大丈夫でしょ、と。

 

 

 

けれど、実際のところ小学1年生の段階で、テストの点数には表れない大きな差ができています。

 

学校で先生が話していることが「理解できる子」と「理解できない子」がいるのです。

 

 

 

低学年のうちは、理解できていなくても、テストのときに先生がほとんど答えを教えてくれたり、

 

同じ問題を何回もやってくれるので、できているように見せかけることが簡単です。

 

 

 

問題は本人の「意識」なのです。

 

 

 

先生の言うことは基本的に「理解できるのが当たり前」と思って授業に臨む子と

 

先生の言うことは「よく分からない」と思って授業に居る子と

 

 

 

差がつかない方が不思議なくらいでしょう。

 

 

 

昨今は働くお母さんをサポートする放課後児童クラブが充実しています。

 

けれど、やっぱり大切なのはお母さんがその日あったことをじっくり落ち着いて聞いてあげること。

 

勉強の話だけでなく、いろんなことを聞いてあげる中で、学校の宿題も確認して

 

学校の勉強が理解できているのかを確認してあげて

 

「今」分かっている

 

「その場で」理解できる

 

状態に持って行ってあげること

 

 

 

小学校入学前後の2年間はとても大切な時期です。

 

大変なんだけれども、長い目で見れば必ず大きな投資効果があります。

 

将来たくさん塾通いが必要になるか、ピンポイントで苦手なところだけを補えば済む子になるか。

 

鍵を握っているのが小学校のスタートです。

 

 

 

内容が簡単だから、と甘く見ないであげて下さい。

 

スタートの時点での意識がその後の姿勢に影響を与えます。

 

 

 

もうすぐ新入学のお子さんをお持ちのお母さん方

 

頑張って下さい。

 

 

 

ちなみに我が家の3人の子どもたちは

 

次男だけがタイミングよく、幼稚園~小学校入学の期間が

 

私の「主夫時代」に当たっていたので

 

私が自らつきそって土台づくり、習慣づくりがスムーズにできました。

 

長男は妻に任せっきりだったので大苦戦

 

末の娘は小学校入学の年に私が仕事に復帰したので

 

土台づくりはしましたが、小学校の勉強習慣づくりには失敗しました。

 

 

 

と、まあ簡単ではないわけです。

 

上手にやってらっしゃる世のお母さんがた、尊敬します。

 

うまくいかなくても当たり前、そのうえでこれからどうしましょうっていう相談も

 

遠慮なくお寄せ下さい。

 

 

 

成和学舎では無料の学習相談を随時承っています。

 

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